水球の概要
世界では「ウォーターポロ」と言い、本場の欧州ではプロリーグもある人気スポーツの一つです。
1900年パリ五輪より正式競技となった球技の五輪競技の中では最も歴史が長い伝統を誇ります。
競技の内容は、ハンドボールに近いことから、「水上のハンドボール」と言われることがあります。
ゴールキーパー1名、フィールドプレーヤー6名で相手ゴールにボールを投げ入れて得点を競います。1ピリオド8分計4ピリオド制(バレーボールのセット制に近い)の合計得点で勝敗が決まります。同点の場合はペナルティースロー(サッカーのPK)対決でゴール数が多いチームが勝利となるなど、スリリングで魅力的な競技です!
泳力、フットワーク、ボールハンドリング、状況判断力、チームワークなど、必要な能力、技術は多く、欧州では「キングオブスポーツ」と表されるくらい、技術要素と運動量の多いスポーツです。それだけに見所も非常に多く、ボールを持っている攻撃側の選手に防御側の選手がボールを取るタックルすることが許されているルールです。ボールをめぐってのコンタクトがある攻防、そこからうまれる豪快なシュート、キーパーのスーパーセーブ、反則で人数が少ない状況でのパワープレーの攻防、カウンターアタック(速攻)でのスピード感など見所満載です。
近年、映像技術の発展でYouTube等インターネット配信で日本国内から世界の水球を見ることが可能になりました。ご覧になった事がない方は是非一度、国内から世界の水球を見て下さい。こんなスポーツがあったのかと新しい発見に興味を持って頂けると思います!